新宿〜昼食でがっかり


今日は珍しく西口方面へ。
新宿といえばだいたい東口、時々南口という感じで、西口から出ることは滅多になかったりします。


まず駅の中でお昼ご飯。
前にも来たことのある天丼屋さんに入りました。
お昼時で混んでいたため、しばらく待たされましたが、やっと出てきて舌鼓。
見た目からしてちょっとしんなりしている様子でしたが、エビ天を食べて落ち込みました。
ころもどころか、中身のエビまでブヨブヨなのです。
どう考えても、作りおきしたものをレンジで温め直したか、低すぎる温度で長時間揚げすぎたか、どちらかです。
ほかの天ぷらもぶよぶよ。
そしてごはんは脂でべちゃべちゃ。ふっくらどころか、ポロポロしているし。


混雑する時間帯とはいえ、こんなものを寄越すとは。残念です。
おなかは空いていたし、食材には申し訳ないけれど、3〜4口しか食べられませんでした。
気分が悪くて、食欲もなくなりました。 (最近食べ過ぎだからちょうどいいかも?)
この店には以前も来たことがあり、そのときは、すごくサクサクというわけではなかったけれども、普通においしい天丼を頂いたのです。
今日のは明らかに手抜き。
何か事情があったのかもしれないですが・・・。
私は多少飲食店の内情にふれたこともあり、客の側から見たのと、店の側から見たのとでは、大きく違っていることは想像がつきます。
急いでいるときは、つい「こんなもんでいいだろう」という気持ちで出してしまうこともあるかもしれません。
また、どう考えてもシステム上問題があるのに、改善する気の無い店もあります。とくに個人経営のお店では・・・。
たとえば、厨房の人間には、客の反応が見えづらいことがままあります。
しかし、そこは、見るように努力をすれば、見えないものではありません。
ホールの人間が伝えるのでも良いし、厨房の人間が時々ホールに出る、でも良いと思います。
それが伝わらないからといって商品の管理ができないようなら、システムに問題があるのです。
厨房の人でなく、ホール係の人が、レンジで温めて出しているなら、調理人には客に供される時の状態は把握できないかもしれませんが、それもシステム上の問題だと思います。


ほとんどそっくり中身の残ったドンブリから、せめて何かが伝われば良いなと思いながら、店をあとにしました。
伝わらなくても良いけれど。
なぜなら、もう二度と来ないから。
あぁお金ソンした。