ご報告


このたび第二子を授かりました。
現在妊娠8週あたりで、出産予定日は1/30です。


今月のはじめ頃、体調の変化を感じ、これは・・・もしや・・・と、感じていました。
でも夫が出張で不在だったので、帰宅を待って、市販の検査薬を使ってみました。
結果、あっというまに陽性のサインが。


前回は使わなかった、市販の検査薬。
「どうせ病院に行かなきゃはっきりわからないんだから、はじめから病院に行けばいいじゃん。」
と考えていた私は、前回は最初から病院に行ったのです。
まさか15,000円以上もかかるとは知らずに。(今回の病院はもっと安かった)
それくらい何も知りませんでした。


今回は、平日に病院に行っている時間もなかったので、まずは検査薬を使いました。
そして2日後の土曜日、家族そろって病院へ。


尿検査の後、エコーで確認。
まだ5mmの粒のような赤ちゃんが、しっかり壁にくっついて、心臓(らしきもの)がピコピコ動いていました。


やっぱり直接見ると、感動します。
それから、とても安心しました。


ゆんころも、初めて見たときはこんなだったなあ〜・・・(´ー`)
(彼女も妊娠6週で判明)


はじめての妊娠がはっきりわかった時のこと。
内診台の上で、カーテン越しに「(検査の結果)妊娠は、されてましたから。」と告げられたときの驚きは、今でもはっきり覚えています。
体中の毛がザワザワと毛が逆立つような感覚が、足元から頭頂部へと駆け抜けて、その後血が沸きかえるような、逆流するような感覚に襲われました。
たぶんそれまで生きていて一番驚いたと思います。
「そうですかっ!」と裏返った声が勝手に出ましたが、自分がしゃべっている感覚が全然なくて。
幽体離脱しているような気分でした。
正直、「あ〜、えらいことになった。」と、まずそう思ったものです。


それにひきかえ今回は、落ち着いたこと。
まず思ったのは「男かなあー?女かなあ??」でした。
「どうしよう」「えらいこっちゃ」という感覚は、ほとんどなかったです。(正直、ちょっとはありましたが)
いろいろ問題はあるけれど、なんとかなるさあ〜♪なんとかするぞお〜♪ と。 o(^−^)o


でも体調は、つわりでフラフラ・・・。
だるい・眠い・疲れやすい・そして猛烈な胃もたれと嘔吐感・・・地下鉄が恐怖。
忙しいのと体調がすぐれないのとで、まだ母子手帳ももらいに行ってないです・・・。


仕事はどうなるか・・・続けられるのか・・・続けられないとなると、ゆんころの保育園代が・・・
そもそも2人となると今の園は無理だし・・・出産は・・・里帰りするしか・・・唯は?連れて帰る??
などなど、問題山積です。


でもまあ、なるようになるでしょう。
前回もそうでした。
夫や実家の親たちをはじめ、協力してくれる人がいるから。
そして、自分も・・・われながらこの2年間、頑張りました。
今度もきっと頑張れる。
夫とゆんころとの生活を積み重ねて、少しは自分に自信が持てるようになったみたいです。


それにしても、ゆんころりんがお姉ちゃんになるんですね。
私も夫も、二人きょうだいの下のほうなので、兄・姉の気持ちがわかりません。
理不尽な思いをさせられるのは、きまって上のほう・・・
そんなゆんこの気持ちをどこまで受け止めてやれるのか、自信がありません。
ゆんこ自身も、そろそろ難しいお年頃。
下の子が生まれたら、ますます複雑な気持ちになるかもしれません。
赤ちゃん返りも、するんだろうなあ・・・。


でもでも、いつかはきょうだいがいて良かったな、と思ってくれる日が来るはずです。
その日をめざして頑張ろう。
意外に「お姉ちゃん」を楽しんでくれるかもしれない。
親が思うより、子は成長していたりするものです。


本当に子供って、ものすごいスピードで成長するものです。
生まれた直後は、ただただ与えられるのを待っていた赤ちゃんが、たった1年ちょっとで、歩くわしゃべるわ、踊るわ歌うわ、何でも自分でやろうとします。
ベビー布団に寝かせても、小さすぎて寂しい感じだったのに、今ではあっという間にハミ出す始末。


そんなようすを見ていて、
「人間、1年くらい必死で頑張ったらけっこう何でもできるようになるんじゃないだろうか。」
「ということは、一年無駄にすることはなんて大きな無駄なのだろう。」
と思った私は、思わず就職してしまいました。
毎日バリバリ働いている夫。
毎日バリバリ遊んで成長していく娘。
私だけ取り残されたくない!!(しかも30才、そのうえ子持ちになる=就職難><)と、焦っていました。


以前は”見る前に跳ぶ”どころか、石橋を叩いて壊すくらい、考え込んで考えるだけで終わっていた私ですが、
今はちょっと開き直って、「悪いほうにばかり考えても仕方ない」と思えるようになりました。


子供のいる生活は、思うように行かないことだらけです。
だから、できる時にやっておくというのが身についたし、できる範囲のことがありがたく思えるようになりました。
あまり考え込んで、計画ばかり立てたって、どうせ思い通りに行きゃしないのです。
逆にそれまでの自分には受け入れられなかったようなことも、やってみたら意外に楽しみがあるかもしれない。


赤毛のアン]の最終章・・・「人生の曲がり角」を引用します。


クィーン学院を出た時は、私の未来は、まっすぐな一本道のように目の前にのびていたの。
人生の節目節目となるような出来事も、道に沿って一里塚のように見わたせたわ。
でも、今、その道は、曲がり角に来たのよ。
曲がったむこうに、何があるか分からないけど、きっとすばらしい世界があるって信じているわ。
それにマリラ、曲がり角というのも、心が惹(ひ)かれるわ。
曲がった先に、道はどう続いていくのかしらって思うもの。
緑に輝くきれいな森をぬけて、柔らかな木漏(こも)れ日がちらちらしているかもしれない。
初めて見る新しい風景が広がっているかもしれない、見たこともないような美しいものに出逢うかもしれない、そして道は曲がりながらどこまでも続き、丘や谷が続いているかもしれない。


   −−− 松本侑子訳 訳者HPより引用


先日のエントリ「ターニングポイント」は、妊娠がわかった直後に書いた記事でした。
「アン」のこのくだりを思いながらタイトルをつけました。


「子供がほしいけど、いろいろな犠牲を考えると踏み出せない。」
年齢的に、そういう同年代の友達が複数います。
まったく同じ考えというより、もっと子供に消極的だったけれど、いまや産んでしまった私のアドバイスはこうでした。
「わかるけど、子供がいる生活って想像もできないくらい素晴らしいから、あまり考えすぎても仕方ないかも。
 (私自身、いくら想像しようとしても子供がこんなに可愛いとは、想像できなかったので・・・考えても無駄というか・・・そんな意味です)
 それから、思っているほど何もかもできなくなるわけじゃないよ。
 意外にどこでも連れて行けるし。
 少なくとも、(子供)一人ならなんとでもなるよ。」


しかし、2人になったら、夫婦交代で抱いて移動することも、食事に連れて行ったときに交代で食べさせることも、できなくなります。
保育園も、二人同じところにはまず無理だろうし・・・
いよいよ大変そうだなあ。
一人っ子の時は、適当な母親だったのですが、そろそろマジメにやらないといけないかな、と思いはじめた次第です。


そんなわけで、ますます多忙になりますが、みなさんこれからも遊びに誘ってやってください。
無事生まれたら、赤ちゃんの顔を見に来てください。


早くつわりが終わらないかなぁ・・・。


とりあえず、食欲が出てきたら羊食べに行くんだ('▽')


食いしん坊の私には、嘔吐感を抑えるために食べ物を胃に詰め込む作業が、とてもつらいです。
食べたいものを、おいしく食べたいなあ。


(すごい長文になっちゃた^^;)