詩仙堂。
ちょこっと時間ができたので詩仙堂とか。
門をくぐると、木漏れ日の道。
涼風に誘われてゆっくり奥へ。
建物の中は撮影禁止でした。
襖はすべて開け放たれて、入口から奥まで素通し。
さわやかな風が吹きぬけます。
美山の茅葺き民家もそうだったな・・・
涼む人たち。
私も少し縁側に座って、風にあたって。
地面を飛び交う蜂のような虫を観察してました。
あとで調べるとどうやら「クロアナバチ」というらしい。
飛びながら前脚で砂を掘る姿はまるで犬のようでした。
庭園へ。
サツキとアジサイ。
アジサイが見れたのはうれしかった。
そんな時期、なんだな・・・
サツキ、きれい。
槇の木が好きです。
懐かしい香り。
実家のミカン畑の生垣はすべて槇の木でした。
うちの畑だけではなくて、近所や通学路も畑だらけで道路との境界線はみんな槇の木。
生垣はまっすぐ高くてまさに「壁」でしたが、そうでない槇も良いものです。
余談ですが、子供心には槇や温州蜜柑の木よりも八朔の木が大好きでした。
なぜなら、大きくて登れるから。
好天。
竹の姿はすがすがしい。
もう夏の空。
庭にはさまざまな花が咲いていて、池もあって見ごたえありました。
拝観料は500円でしたが、管理を考えると安いなと・・・といってそれより高かったら気軽に来れなくなってしまうけど。
詩仙堂は建物中心かと思っていたので意外でした。
来てみてよかった。
* * *
足元に苔が絡まる龍。
ぬるいお水で手と口を漱いで、境内へ。
宮本武蔵の銅像が。
モーニング愛読者にして「バガボンド」は小次郎編からしか読んでいない私。
小説も未読で、宮本武蔵がその生涯を何処でどのように閉じるのか知りません。
知らないまま読み進めて行きたいと思っています。
* * *
八大神社のお向かい、野仏庵。
抹茶付拝観500円、と入り口に掲示してあったのに惹かれて境内へ。
狛犬ならぬ、狛羊。
・・・奥へ奥へと歩を進めても、受付らしきものはなく。
時間と体力の関係で、この石段の手前で引き返すこととあいなりました。
再訪を期して。