午後は、北山へ。


目についたお店を見て回ったあと、井出さんが調べてきてくれたとっておきの陶器店[セゾン・ド・ジャポン]へ。
現代風の作家さんの作品から、アンティーク、海外の作品まで扱っていて、価格は、普通の生活でも、好きなら買える値段。
今日は目の保養にとどめたけど・・・コーヒーの器、一昨日からずっと見てるんだよね・・・。
はじめての「おねだり」しちゃおうかなあ〜?
おねだりしたことないこともないらしいけど(過去の会話)
  私「私なかなか「買って」ってよう言わんわ〜」
  彼「えっ、よく言ってるじゃん」
  私「えーっ!言ってるぅ???」
  彼「・・・コンビニとかで」
いつかこんなお店に一緒にこれる日があるのだろうか・・・(−o−;)


[セゾン・ド・ジャポン]を出ると、いでさんの新幹線の時間が近づいていて、そろそろ別れることに。
地下鉄の駅で見送り、私は、最近本店によく行っているB>[INOBUN]の北山店を見たりしながら、西へ歩く。
川を越え、土手を南へ。北大路通りに出れば、自宅方面へのバスがあるはず。


目の前を、カラスが前上に飛び立った。
その口からぶら下がっていたものが、ハトくらいの鳥の片翼のように見えたので、立ち止まってみると、土手の一角にはやはりハトらしき、鳥の羽根でいっぱい。
小さな鳥一羽に、こんなにたくさんの羽根がはえているのだなあ、と思うほどの広い面積に、白い羽毛が降り積もっていた。
見てしまったからには・・・と、なんだか後ろめたくなり、とにかく合掌した。


ここ3日間、とにかくよく歩いたので、歩くことが身についたというか、全く苦にならない。
北大路に出てからもバスに乗らずにしばらく歩くことにした。
この辺の路線も均一料金だから、何処から乗っても料金はかわらないんだけど。
商店街をぼーっと歩く。「生活って何?」とか考えながら(苦笑)
とっぷりと日が暮れたとき、次に見つけたバス停からバスに乗った。


マンションのエレベーターの中で、いでさんから「今つきました」というメールを受信。
私も。と返す。