[カンガルー・ノート]再読

ebi2004-06-23



2〜3日前から、[カンガルー・ノート]再読中。


安倍公房の作品の中でもいちばん好きな作品のひとつ。
寝る前に読むのに相応しい。


死と夢、そして冒険の物語。


ベッドは自らの肉体?
むしろ精神かもしれない、肉体を縛り付けながら移動し、物理的には隔てられた場所へも連れて行ってくれるもの。

ベッドがゆっくりと動き出した。ぼくの意思のようでもあり、意思とは無関係のようでもある。