抗議


娘の鼻そうじをしてやることにしました。
以前一度トライしたものの、とても嫌がるので、迷っていました。
でも、やはり鼻がつまり気味で。
新生児は口呼吸が出来ないので鼻づまりは良くないとか。


綿棒を手に取り、さて、と思った時。
夫が娘を抱き上げて、こちらに寄越しざま、娘に対して


「今からママが拷問を・・・」と言ったのです。


カチンときてしまい、途中で言葉を遮って抗議してしまいました。
「拷問って!?」
脱力・・・
もう、悲しくて。


綿棒を床に落とし、無言で作業を中断しました。


「ごめんごめん。冗談やん。」
そう言われても、答える言葉が見つかりません。
彼には無視していると思われたようですが、そうではなくて、言うべき言葉がなかったのです。一生懸命探したんですけどね。
なんといったらいいのやら・・・。何を言っても仕方ないような。
そんな途方に暮れた気持ちになりました。


「拷問」の一言だけでプツンときたのではありません。


今朝、泣きだした娘に「どうした?怒りんぼのママに怒られたか?」と言われたこと。
たしかに私は怒りっぽいかもしれませんが、娘に腹を立てたことは、まだ一度もありません。本当です。
うんざりすることは正直ありますが、娘が悪いわけではないのですから、腹は立ちません。
いらだちや、焦りを感じることはあります。
でも、娘に対してではありません。専ら自分に対してです。
でも、たとえ娘に対してでないとしても、私の怒りや苛立ちは娘にとって良い結果をもたらさないので、避けるように努めているわけです。
そんな中のこの発言。
棘のように胸に刺さりました。でも、そのときは聞き流しました。


そしてもうひとつ。
朝、義姉が訪れて、彼に「昨夜は寝れた?」と問いかけた際
彼が「はい。寝すぎて(妻に)怒られました(^^;)」と答えたこと。
思わず彼のおしりをつねってしまいました。


ええ、些細なことですよ? 軽い冗談なんでしょう。 じゅうぶん承知しています。
でも、悲しいもんです。テンパってるときには傷つくもんです。


だいたいね、私は”いつ”怒ったっけ?
夜中に娘が泣いたとき、何回起きてくれなくても、何回、目を覚ましながらも手伝ってくれずにまた寝てしまっても、黙ってましたよ?
そりゃあ夜行バスで来たら、疲れてるでしょうから。
私は決して夜行バスは勧めない、しんどいと思うから新幹線できなよと言っても一度として受け入れなかったあなただけど。
それに、この日は昼間もあなたはずっと寝ていたんだけどね。
私が”怒った”・・・私に言わせれば「もう朝だから、起きて手伝って。」と言っただけなんだけど・・・のは、朝になってからだよ。
あなたがいつも起きている時間を過ぎてから。
たしかに今日は、休みの日だけど。
生まれたての子供に休みも何もないでしょう。
子供が生まれたら、子供中心の生活になるわけで、それをあなたにもわかってほしいと思うわけです。
本当は手伝ってくれなくていいんです、毎日一人でやってるし、全然できるんですけど、
ただ、見ていてほしいんですよ。毎回でなくても。できるだけでいいから。


楽しいはずの、夫のいる週末・・・
こんなことで落ち込むなんて、思ったよりナーバスになってたみたい・・・気をつけなきゃ(−−;)