[写真展 岡本太郎の視線]@東京都写真美術館


昨日の今日ですが、岡本太郎尽くしのmeetupに、後半だけ参加してきました。
場所は東京都写真美術館恵比寿ガーデンプレイスです。
恵比寿には初めて行きました。良い街ですね。
駅からガーデンプレイスまでは、動く歩道
ずっと室内でつながっています。
このあたりに住む人には、これが帰り道になるわけです。都会的ですねえ。


自宅で準備中、急に夫が「僕も行きたい」と言い出し、大わらわ。
夫が来るということは、娘も連れて行くことになるわけで、それは良いのですが準備が色々と増えるわけです。
自分一人で行く場合、自分の準備する時間しか計算に入れていないわけで。
なんとか出発しましたが、皆を待たせてばかりしてしまった気が・・・すみませんでした。


あやのさん、いしぐろさん、ヒロ師匠とは、昨日に引き続き。
rinさん、しばいぬさんには、コエビ初対面。
お二人とも久しぶりにお会いしたのに、ゆっくりお話しする暇もなくて残念でした。


岡本太郎の写真は、かなり普通な感じでしたが、言葉が濃かったです。
「写真というのは偶然を偶然でとらえて必然化することだ(土門拳との対談での言葉)」
まさにその通りだと思います。
岡本敏子さんの言葉で「あとで(太郎氏の)写真を見ると、ああ、こんなものを見ていたんだ。いつ見たのかな、と思う。一緒に歩いていても、同じものなんか全然見ていない」というような言葉があったのですが、私は写真を撮っていて、自分自身に対して、このように(ああ、こういう景気見ていたんだなと)思うことがよくあります。
流れて過ぎて消えていくはずの瞬間を、撮影すれば残すことができる。
あとから何度でも見返すことができる。
過ぎたはずの光景から、あとから発見をすることさえあります。
これはとても不思議なことです。
私が写真に(というよりも、デジカメに)夢中になった最初のきっかけは、この不思議な感覚でした。


図録を買おうか迷いましたが、現金が尽きたこともあり(入場券を買った後、2人合わせて300円くらいしかなかったのでした^-^;)、やめておきました。


同じく写美で開催中の[植田正治:写真の作法][日本の子ども60年]の2つの展覧会もとても面白そうで、改めて見に来たいと思いました。
[日本の子ども]は写真集も出版されているので、それを買うのも良いな。


私は展覧会を見るのがとてもゆっくりなので、多くても1日2つが限界です。
岡本太郎記念館も是非行きたいのですが、これは丸一日かかるでしょう。
同じくとてもゆっくりな方、いらっしゃいましたらどうか展覧会友達になってください (^O^)ノ