W-ZERO3がきになるけど。


kabunさんのW-ZERO3日記を発見! →http://kabun.tuna.be/


これを見て思い出したのが[モバ絵日記]。
タッチパッド搭載のモバイル機器で絵を描いて、それをwebに投稿するスタイルです。
昔夫が、CASIOのカシオペアというPDAでモバ絵をやっていました。
しかし、カシオペアにはモデムが搭載されていなかったと思います。
W-ZERO3はそれ自体が通信機器ですから、これで絵を描いてささっと投稿できるとしたら、これってすごく楽しいのでは?と。


W-ZERO3ですが、発売前から知ってはいたものの、あまり興味がありませんでした。
ところが、先日の羊大宴会で実機を触らせてもらう機会があり、持ってみると思ったより全然軽くて、急に親近感が沸いてきたのでした。
こういう機器を持ってみたとき、


 重い=精密機器。丁寧に扱わなければならない。(初期iPodカシオペアなど)
 軽い=おもちゃ。壊れにくくて扱いが気楽。地面に落としてもたぶん大丈夫。(eggy、iPodShuffle、GBAspなど)


というイメージがあります。


実際の価格に(あまり)関係なく、おもちゃのほうが気軽に買う気になってしまうのはなぜでしょう。
おもちゃなら、雑に扱ってもいい気がするのはなぜでしょう。


私は道具を丁寧に扱うほうではありません。
精密機器といえども同じことです。
デジカメや携帯ゲーム機などは「持ち歩いてナンボ。使ってナンボ」と、いくつも裸でカバンに入れてジャラジャラ持ち歩いています。
 (最近キーホルダーとの摩擦で液晶画面に傷がつくケースが多発、キーケースを買おうと思っています)
何度かデジカメのケースを買ったことがありますが、結局、出し入れの手間というデメリットのほうが大きいという結論に至り、すべてお蔵入りになっています。


脱線しましたが、実のところ、W-ZERO3を買う決心はつきません。
問題は、これを買ったら、携帯が2台になってしまうことです。
以前からスイッチを検討しては断念していた理由でもあるのですが、悲しいことに、実家がウィルコムのサービスエリア外なのです。
 (エリア拡大予定圏内にすら入っていません。誰もウィルコム知らないし^-^;)
年に数日のこととはいえ、帰省時に携帯は必須です。
W-ZERO3を買っても、既存の携帯(au )と併用せざるを得なくなります。
使用料を2重に支払うことになりますが、私の場合、家族間通話が無料になれば通話料は激減するので、料金的にはデメリットはほとんど無いと予想されます。
ただ、持ち歩きの面で不便です。
私のカバンは常にいっぱいいっぱい。
それに、充電等の管理も面倒です。


ちなみに、私は決して絵が得意ではありません。
むしろイメージが壊れるので見ないほうが良いくらいのレベルです。 >どんなイメージだ
でも最近ちょっと興味が出てきたところでした。


その原因は、先週買ったNintendoDSソフト[もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング]。
このゲームでは、課題のひとつとして、テーマに沿った絵を描かされることがあります。
そして、他のユーザー(4人まで登録可能)がログインしたとき、「これはユーザー1さんが書いた絵です。何を表しているでしょう。」と絵が表示され、質問されたりします。
その回答は、次回ユーザー1がログインしたときに「ユーザー2さんにはこのように見えたそうです。きちんと伝わりましたか?」等というせりふとともに表示されます。
テーマはたとえば[剣道]とか[相撲]とか。
これがなかなか書けなくて、でもなんとか他人に伝わるように工夫して書くのが思いのほか面白い。
こういったコミュニケーション要素が盛り込まれているとは、買って遊ぶまで知りませんでした。
教授が言うには、実際に人とコミュニケーションすることが、脳にはとっても良いのだそうです。
ともかく、タッチパッドで絵を書くことが、意外に楽しかったのです。


NintendoDSWi-Fi通信ができるのですから、これでwebに投稿できるといいのになあ・・・と思っていました。
描いた絵をPCに転送して保存することも出来ればと。
つまりNintendoDSペンタブレットとして利用したいと思っていました。
さらに無線LANが使えるのですから・・・


カバンの中に、タッチパッド搭載の機器が2つは多いと思うのです。
しかもDSのタッチパッドはなかなか正確で使いやすい。
もったいない気がします。


しかし、この「もったいない」という考えは、任天堂の考え方とは相容れないものかもしれません。
任天堂は、「ゲーム機はあくまでゲーム機として作っていく」という考え方のようです。
 (これに対しSONYPS2ではDVDが再生でき、PSPでも映画やウェブサイトが見られるなど、マルチな使い方ができるハードになっています)
ハードの性能を、ゲームのためならどんどん利用するでしょうけれども、それ以外に利用することに積極的ではありません。


それゆえDSにウェブブラウザが搭載されることはまず無いと言われていますが、メールくらいはいかがでしょうか。
コミュニケーション要素の強いゲームが利用層を拡大している今日この頃です。
でも、任天堂は全年齢層が安心して遊べる環境にこだわっていますから、一定の枠を超えて通信できるシステムが採用されることはないかなあ・・・
今のところ、通信可能なのはあくまでDS対DSのみです。
DS対パソコン、DS対携帯といった、枠を超えた通信は難しい気がします。


でも、もしかしたら。
DSが”ゲームボーイ”の名を冠していないのは、ゲームボーイとは方向性の違うハードだからだと明言していたではないですか。
いわば大人向けのハードになると。


このあたりに淡い期待。


(日付間違えた・・・1/12の投稿でした。トラバ送信しちゃったので訂正しません)