蜜柑と野の花


実家から早生(わせ)みかんが届きました(^-^)
私は甘い晩生(おくて)よりも酸味があってパンチの効いた早生みかんのほうが好きです。


箱にはいつものように手紙と、野菜やらお菓子やら少しずついろいろなものが詰まっていました。
そんな中に新聞紙にくるまれた小さな花束が。
しおれていたけど、水揚げすると元気を取り戻しました。


これは庭で作っている花ではなく、山の道端に咲いている花だと思います。
みかんと野の花の組み合わせは、幼い日、手伝いのために冬の山に登った思い出を呼び起こします。
みかんの手伝い※は子供にとって決して楽しいことではありませんでした。 ※おもに冬場の収穫作業
寒いし…重いし…冷たくて、手が痛くて。
でも楽しいこともいっぱいあったのですよね。
兄と八朔の木に登ったり、たきぎを集めて焼き芋したり、父が敷設してあるモノレールに乗せてもらったり。
今思えばかなり危険な遊びを平気でしてましたね(^^;


今回のみかんは粒がこまかく色はまだらでとても売り物にはならないものですが、味は最高。


毎年10月の第一日曜日、小学校の運動会の日に初物の早生みかんを食べたものです。
今年は少し遅かったのかしら。



↑キッチンに活けてみた