道なき道を


今日は小児科(ゆんころ)、妊婦検診(自分)、区役所に書類提出と用事がたくさん。


まずは小児科。
なんと3時間待ち(−−;
鮨詰めの待合室には、かなり具合の悪い子も多くて、ノロ、インフルエンザという単語も聞こえてきます・・・。
正直長居したくない。でも寒空の下、付近に行くところもない。
迷いましたが、ゆんころも飽きてきたので、一時間ほどで外に出ました。
大通りに出て、タクシーをつかまえて区役所へ。
区役所へは夕方ひとりになってから行く予定でしたが、このさい仕方ない。
2階の入園相談窓口へ。
顔見知りの担当者が、初めてゆんころに会えたと喜んでくださいました。
そっか、今日が初めてだっけ。連れてきてよかったな。
書類を提出後、エレベーター前でヤクルトおばさん発見。ヤクルトとジョアを買いました。
ウチのオフィスにも毎朝来てました。買ったことはなかったけど。
一階のベンチで一息。
いつもなら近くのスタバに寄るとこだけど、ゆんころとふたりだしこのほうが気楽です。


「おいちー(^▽^)」


その後、区役所の階段を気に入ったゆんころ、何往復かしたあと、やっと外へ。


サンプラザ前で、はしゃぐゆんころ
子供って広場にでるととりあえず駆け出しますよね(^^;



正午。
仕掛け時計が鳴りはじめ、吸い寄せられるように時計に向かうゆんころ
追いかける私。


「みてー。みてー。」と興奮気味に私の袖を引いて求めます。
時計を見上げるゆんころの目は輝いて、口はポカーン。
曲は「きよしこの夜」 ・・・ふいに涙が出てきました。



彼女が私に共感を求めてくるとき、彼女のそばにいる喜びをひしひしと感じます。
何にも代え難い、貴重な瞬間。
これからも、違った場所でも、ずっと一緒に。
こんな時間をあなたがくれる。
そのために私は、道なき道を行くと決めたんだね。


心配事だらけだけど、私の選択は間違っていない。
決して転勤族ではなかったはずなのに、「旦那様転勤族で大変だね」とたびたび言われる今日この頃。
だけど、ついていく人生も悪くはない。・・・はず。
結論はひとつしかない。・・・・・・はず。


そろそろ時間だし、またタクシーを捕まえて小児科へ。と思ったら、小銭が無い。
ワンメーターでしかも一万円札は気が引けます。
小銭を作ろうと、サンモールへ。


サンモールから中野駅北口を臨む。



荻窪方面から中央線がやってきました。
中野らしい風景。
さみしくなってしまいます。


小児科・薬局に寄った後、その足で保育園に預けて自分の検診へ。


しかし予約時間に間に合わず、予約外になってしまって、またしても3時間待ち。
もう出かける元気がなく、暖房の効きすぎた待合室で爆睡してました。ここで喉をいためた気がします。
今日は診断書や紹介状もあったので、終わったのは18時過ぎ・・・外は真っ暗。
お迎えギリギリです。
先に区役所行っておいてよかった。


お腹の子は2200gになっていました。
もう生まれてきてもじゅうぶんやっていけるような子が、まだまだ自分のお腹にいるなんて。
不思議ですね。
どんな顔してるのかなあ。


あぁ疲れた。
でも今日はまあまあ仲良く帰れたので、疲れは吹き飛びました。
最近の帰り道はぐずってぐずって、険悪だったのです。
やっと以前のように会話できるようになってきて、すごーくほっとします。


こんな毎日ですが、自分なりに努力や工夫をかさねて築いてきた生活です。
環境を変えることはすごく不安です。


「こっちー」「こっちー」


と交差点のたびに、帰り道の方向を指差して教えてくれるゆんころ
もう完全に覚えています。2年近く通っているのですものね。


このごろお友達の名前も覚えて、園での出来事をお話してくれるようになりました。
そんな毎日とお別れする決断は、やはり不安が一杯です。