京都・嵐山花灯路2008
花灯路。
東山は数年前に。
嵐山は今回、初めて。
寒かった。
阪急嵐山駅から渡月橋方面へ。
川べりの露店を待ちきれず、駅を出てすぐのコンビニで買ったポテトのおいしかったこと。熱かったこと。
flickr→http://www.flickr.com/photos/ebi/sets/72157611252107707/
痺れるような寒さの中、スタバのバンが。
なんと無料でサンプリング中。
でも行列に並ぶのはパス。
渡月橋のたもと。
暗い中寄り添うカップル、はしゃぐ若者。
いつかの自分を見ているような、顔の見えない人影たち。
川の流れのように、時は流れている。水面に浮かぶ泡は私。あの人。あの子達・・・
”あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。”
春になれば、流れるのは桜の花びら。
道行く人の声に、川向こうを見れば嘘のような光景が。
巨大なお月様が山から顔を出し、夢中で撮っている間に全身を現した。
寒さを忘れた数分間。
渡月橋。
今日のために誰かがつけた、そんな気がした。
花と灯りに誘われて進む路。花灯路。
フィクションの世界では、迷い込んだら殺人事件に巻き込まれるのが定石の、嵐山の竹林。
今日はにぎやかなのでその心配はないかしら。
・・・いっそ異次元に迷い込んでみたい気もするけれど。
竹林の小径。
いつかレンタサイクルで通ったことがある。
暑かったような・・・消えかけの、遠い記憶。
過ぎたことは忘れても良いこと。
そう考えていた。最近まで。
でも、写真を撮るのは忘れないため。
竹は真冬でも青々と、まっすぐに、天高く。
※今日のカメラはD70、ひさしぶりに浮気しちゃった。やっぱ・・・イイ(−−*)