お休み。


携帯百景(ケイタイヒャッケイ)


こんな感じで、熱でも元気っ子な長男と一日過ごしました。
これはこれであっという間に一日が過ぎてしまいます。


考えてみれば昨春、予定外の引越しがなかったらこうして暮しているはずだったんだな。
上の子は保育所続けて、下の子が6ヵ月か2才か、好きな時(かつ入園事情が許す時)までのんびり子育てしようかなと。
それができる条件を整えるために妊娠後期の半年間、必死に頑張ったのでした。


上の子のクラスでそういうお母さんがいらっしゃいます。
夕方早い時間に下の子を連れて”お散歩がてら”歩いてお迎え。
その後30分でも1時間でも子供を遊ばせ、先生や保護者仲間と会話してます。
余裕のない私とは大違い・・・
私も最近思うところあり、朝に夕に少しでも教室で時間を取れるよう心掛けてはいるのです・・・
教室での我が子はどんな感じなのか、友達関係も把握できます。


東京時代の園(認証)では教室内に保護者は立ち入り禁止で、玄関も狭く、さっと預けてさっとお迎えがルールでした。
その経験と時間的体力的余裕がないことから最初の頃はさっさと退場していましたが、
ときどき保護者仲間と会話をすると、みんなお互いの事情にめちゃくちゃ詳しい。
ときには遠足(月2回)に同行したりまでしているそう。
私にはそんな余裕はない。
けれど、そうなふうに子供に関われるのも今だけなんだな・・・
大切なものを見失ってない?
何が一番大切か?
じっくり考えないといけない時かも。


や、お叱り覚悟で書きますが
「子供の為に」自分を犠牲にする母親が美しいとは思いません。
いや、たとえそうであっても(当然皆少なからずそうであると言えるはずですが)、それがベストと納得している人は美しい。
ただ、それを苦労として主張する母親にはなりたくない。
ある程度のワガママや非常識は強行するぐらいでいてこそ家族に感謝して頑張れる。
最終的に何が子供の為になるか、何が家庭を明るく維持する材料になるか、わかりません。人それぞれ。家庭それぞれ。
親が(ある程度の)ワガママ通しても、それでこそ家族に感謝して頑張れる部分があるならそのほうがいいと思います。
今その考えが揺らいでいるわけではありません。
単に体力的にしんどすぎるのです。
そして周囲(同僚女性とか)からの攻撃に正直かなり傷ついてます。
働いていて余裕がなくても、やりがいを感じていれば前向きに進んで行ける。
でも今は疑問でいっぱい。
「これが本当にベストなのだろうか?」
わからなくなってきました。


具体的には、もう少し短時間の働き方がいいのかも。ってことです。
でも長男が落ち着くまで(入園後一年程度?)パートは無理だな・・・
子供が熱を出したら自分が休まざるを得ないので、突然休んで他人に迷惑がかかる仕事はできません。
そういう面ではパートよりも正社員のほうが有利だったりするのですよね。
以前は高額な病児保育も利用しましたが今は子供が二人になり、通っている園では病児の受け入れをしていないので、現実的に難しいです。
ある朝目覚めたら子供が熱。そこから一時保育の手配をして2人を別々の保育先に送り届けて出勤なんて。
今の仕事は融通がきくので、それだけが有難くて辞めずにいるようなもの。
仕事内容はしんどいです。イメージも悪いです。
でも私にとって「ほとんど迷惑をかけずに休める」その有難さは何物にも代えがたい。


とはいえいざという時たとえば実家に預けられる環境だったとして、頼るのも苦しいに違いないのです。
それぞれになんとかするしかない。
保育体制の拡充とか勤め先の理解とか、それもまた無いものねだりとも思います。不公平とも思います。
時には図太くならなきゃいけない。
そこは割り切るべきな気もするし、苦しい気持ちを無くしてはいけない気もします。
難しい。