お猫様。


一週間ほど前、実家の猫が亡くなりました。
12〜3才だったと思います。


猫は家につくといいますが、この猫に限っては飼主にべったり。
年をとるごとに外出することも減り、日がな一日こたつのまわりでうとうと。
時々面倒くさそうに食事をとり、夜は誰よりも早く2階の寝室に引っこんで眠りにつきました。



まだまだ元気だった頃。
暑い時期は玄関がお気に入りでした。
この頃は体重7キロオーバーの堂々たる体躯を誇っていました。


2年ほど前から帰省するたびやせて、ボサボサになっていきました。
年明けに帰省したときは、もはや”いるのかいないのかわからない”とまで言われていましたが、静かに暮らしておりました。
それが先日、いつものようにこたつで横になっていると思っていたらこと切れていたそうです。
苦しまなかったのがせめてもの救い。



2人暮らしの父母に、笑いと涙をいっぱいくれた。
長い間、愛をありがとう。