長保寺/墓参り


母が今年度末で定年退職します。
実家は今、そのことでバタバタ。
今日は最終日、離任式という式典がありました。
勤続28年、臨時の期間も含めれば実質30年以上。
雨の日も風の日もカブで保育所に送迎してくれたこと、今も忘れません。
本当にお疲れさまでした。


離任式と送別会のあいまに、子供達を連れてお出かけ。
本当は明日の予定だったけど、天気が崩れそうなので今日のうちにと、急きょ甥っ子を学童保育に迎えに行って。



すぐに見えなくなったふたり。



私と母は、下の子を連れてのんびり石段を登りました。


紀州徳川家菩提寺、長保寺(ちょうほうじ)。
町内随一の名刹で、遠足の定番です。
門と多宝塔、本堂の3つが揃って国宝というのは奈良の法隆寺と長保寺だけらしい。


20年ぶりに訪れて、こんなに素晴らしいところだったんだと。
満開の桜のせいもあるかな・・・
桜の季節にも来たことがあったのかしら。
国道を脇にそれて、坂道をずいぶん登ったところと思っていたけれど、今日はすごく近かった。
そして長い石段がきつかったけれど、石段があったことすら記憶になくて。
子供の頃は平気だったのですねえ。


 * * *


朝はじいじの畑でさやえんどうを摘んで、猫の墓参りをしてきました。



お墓の前に座って手を合わせていると隣にやってきたゆんころも同じように手を合わせ、
「はやくなおりますように」
とつぶやくではないですか。


まだ「死」が理解できないゆんころ
にゃんにゃんは土の下でねんねしているとじいちゃんに聞いて、心配になったみたい。
もう痛くも苦しくもないし、さみしくもないんだよ・・・^^
じいちゃんとばあちゃんが会いに来られるように、畑の隅、実家を見下ろせる場所に埋めたんだからね。
父はその付近に桃の木や栗の木を植えていました。
何も言わない父ですが、これらの木の成長を眺めては愛猫を偲んでいくのでしょうね。


午後は長保寺、そして祖母宅とその近くの公園へ。
一日じゅう遊んで、もうくたくた(××)