会社を休んで。


一夜明けて、私は多少元気を取り戻したものの、娘はまだまだ39度台。
会社お休みしました。


かわいそうに、ぼーっとして、不機嫌そうな顔をしています。
私の顔を見ると抱っこしてほしそうな目で見つめてきます。
本当にしんどいときはクスンクスンと力なく泣いて、抱っこしていると泣きやみ目を閉じ、しばらくして「眠ったかな」と思って降ろすと火のついたように泣き出します。


私はあなたの寝床ですか。
いいですよ。いつまでもここで暮らしなさい。このまま朽ち果てようとも本望です。
・・・なんて、愛しい気持ちがあふれてくるけど、実際10分もそうして固まっているとつらくなってきます(^^;)
天使のようなゆんころりんから笑顔をうばっているやつら、早く出て行け。


もう身の回りのことはひととおり分かっているし、主張もする。自分がやりたいことのために、作戦を立てたりもする。
目的を持って行動する。
たとえばリビングでリモコンを拾って、キッチンまで歩いて行って、迷わずゴミ箱に捨てる(笑)
「そうだ、あの箱に入れよう」とはじめから決めて歩き出すみたいです。
昨日は米びつのフタの上にワイヤレスマウスが置いてあって、笑わせてもらいました。(本物のねずみじゃなくてよかった)


話は変わりますが、たぶん私の有給は、残りあと1日。
年末までの日数です。
そんなこと考えたってはじまらない。
はじまらないのだけど、考えないわけにもいかない。


娘が一才未満で働き始めたとき、とりあえずトレーニング期間の半年を乗り越えることを目標にしました。
有給には限りがあるし(あたりまえだ)、そこまで行けたらラッキーと思っていました。


母親になったばかりで、働くのはひさしぶりで、職種は未経験。ラッシュの地下鉄で通勤するのも初めて。保育園ももちろん初めて。
不安は山ほどあって、・・・というより、何を考えても不安ばかりで、そのうちいくつクリアできるのか?というくらいでした。
通勤、送迎、毎日の早起き、職場での人間関係、育児・家事と仕事の両立・・・仕事内容そのものにも不安はありましたが、他の不安が多すぎて、そこは比較的軽く感じました。
だから半年間は、仕事でつらいことがあっても頑張ろうと心に決めました。


でもそれ以前に、娘に何かあったら迷わず辞めようと思っていました。
たとえば私が仕事に出ていることでケアがおろそかになり、風邪をこじらせて肺炎になったとか、保育園がストレスになるようだったりとか。


でも今は、辞めるなんて考えたくない。
仕事は楽ではないけれど・・・。
今までに知り合えたたくさんのお客様や、同僚や先輩・上司に会えない生活なんて、想像できません。
今後のことは、明日にでも上司と相談することになりました。
いろいろと協力はしてくれる会社です。


娘のことを考えると、自己中心的な考えかもしれません。
でも私は、自分が働くことは、「娘のためにもなる」と信じています。
たとえそうではない時期があったとしても、長い目で見れば必ずそうなると。
私自身がそうだったからです。


私が働く目的はいくつかありますが、すべて一点に収束します。
「将来、娘が巣立っていくとき、笑って送り出したい。」ということです。
進学か、就職か、結婚か、娘はいつか巣立って家を出るでしょう。
そのとき私は気持ちの上で、娘に頼らなくてもいいように、引き止めなくてもすむように、自分の居場所を確保しておきたいのです。
経済的に援助してやれたらもっと良い。


またまた話は変わりますが、今日は、やっと取れたタカハシ君(お気に入りのマッサージ師さん)のご指名30分が夕方入っているのですが、キャンセルせざるを得ませんでした。本当に悲しい。
やっと予約が取れて、3週間前から楽しみにしていたのに・・・。
どんなに疲れても「7日が来れば、体が軽くなるんだ〜♪」と頑張ってきたのに。
肩こりがひどい私にはマッサージが不可欠で、これ以上の楽しみはない!というくらいの癒しアイテムなのです。エステより断然、整形外科ですよ。
徒歩5分くらいなんだけど自宅に来てくれないかしら・・・。ほんと。肩こった。