映画＠CHE チェ 28歳の革命

土曜日深夜のレイトショーで、見てきました。
面白かったです。
うん、ひさしぶりに面白かった。
どこがどう面白いのかというと困るけど。
なにしろ娯楽性がほとんどないので。

人は何かのために生きたいもの。
理想のために生きられたら・・・
でも理想のためには捨てなければならないものがあまりに多い。
何を捨てて、何を守るか。

彼は理想に生きるために家族を捨てます。
勝手な男。
愛しているなら認めるべきか。
たとえ捨てられても応援できるか。
いろいろ考えてしまいました。

戦争は嫌。
戦場に身を置くなんて絶対に嫌。
でも現実だった。
劇中、唐突な銃声に弾かれる。
痛みや恐怖すら淡々と描かれているけど、おそらく現実もそうだった。
戦争が日常になれば淡々と過ぎていかざるを得ない。
狂気の沙汰。

平和の中でも死はいつも自分の中にあるというのに。
いつしか時間に追われて追うことを忘れていた。
もっと焦って生きなければ。
一度きりの人生、追えるものは限られている。
私にとって一番大切なものは何なのか。

主演俳優が古谷一行に見えて仕方がなかった（^^;
ゲバラ＆カストロ、実物もすごい男前。
男前だから成功するのか、成功するから男前なのか？

カミロ役のサンティアゴ・カブレラはHEROESのアイザック役。
相変わらずの色男。
続編にも出るみたいなので楽しみです。

そう、続編もできれば見にきます。
でも続編は今作よりずっとつらそう。

＊　＊　＊

予告編で面白そうなのがたくさんありました。

どれも面白そう。
ひとつだけえらぶとしたら「チェンジリング」かな。
現在産休中のアンジー、遠からず映画界からフェードアウトする意向とか。

そういえば、［スカイ・クロラ］のブルーレイほしいな。
これも戦場の空気が伝わってくる映画。

ブルレイといえば［うる星やつらビューティフルドリーマー］のブルーレイが発売中止になったらしい。
うちにはLDがあります。
VHSデッキはとっくにないけど、LDデッキは現役ですｗ