第5回。


第一段階の最終・9時限目。


いわゆる「みきわめ」ということで緊張したのか、最初から最後までガチガチでした。
カーブを曲がる時わかります。自分を、単車を、信頼できてない。
「みきわめ」ってべつに特別なことをするわけではないんですね。
採点されるわけでもない。
今までやってきたことをだいたいできてるか、できなくても理解しているかをみきわめる感じ。


転倒は一回。
交差点手前で、先行していた教官が停まったのであわてて停まったらフラついて・・・
調子が悪い日はフットブレーキがうまく使えません。
転倒には慣れて受け身取ってました。
初日は膝をしこたま打ったものだけど。


慣らし走行→クランク・8の字・スラロームの復習→坂道発進の練習(初)。
坂道こわい。
でもエンストはナシで数回クリア。
ここはオフロード(四輪)の経験が生きたかなあ。
この坂道発進で技術的なことはひととおり終了。


後半は教官がつかずはなれずサテライトしながら、「総合コース」を何周もまわります。
できてるのか・・・できてないのか・・・とにかく固い。今日はダメかも。


消化不良なまま一時間。
でも「第一段階は終わりにしましょう!」と次に進ませてもらえることに。
よかった・・・のかな。


「今日はちょっと、固かったです・・・」と漏らすと
「今日?」 と突っ込まれ。「今日は何?」と訊き返されたのだと思って
「ええ今日は、ちょっと・・・調子でなくて」と返すとさらに
「今日?」 なんだよ、イヤミか。
「いえ。今日はとくに、でした」と返せば、
「ハイそうですね^^」と笑顔のA村教官・・・
このやりとり、あとでもう一回繰り返しました。どんだけ関西人。


ちょっとイジワルなのですが、じつは一番好きな先生です。
ハキハキしてて聞き取りやすいし、アドバイスが的確なのです。
意地悪な人が好きなわけでは(ry


しかし・・・単車乗る時はMじゃダメですね。ドSです。気持ちだけでもドSです。


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さておき、最後の講評で言われたこと。
「うまいことはうまいんですよ。
  あんだけ固くて肩に力が入ってて、膝もゆるくてよくコケずに曲がれるなと。よくバランスとってます」
そう、足で支えるのが人並み以下なら、よりバランスを取るほうに重点を置こうと心掛けています。BMXのように。
とくにクランクやスラロームなどではできるだけ前寄りに座って、ときには腰を浮かせて気持ち的にはステップの上に立ってる(膝でタンクにつかまってる)感じで。
そうするとニーグリップフットブレーキの踏み込みもやりやすくなるのです。
長さ不足と力不足をカバーするための苦肉の策・・・
とか分かってる風なこと言っといて、今日はうまくできなかったけど。


* * *


「教官」と言ったら風間杜夫を思い出す世代です。
そういやA村教官ってあの時の風間杜夫に感じ似てるわ。