疑惑。


夕暮れが綺麗でした。



昨日ゆんころにツッコまれた話の続き。 →昨日


今日の夜、お風呂でまた言われたのです。
ふと思い出したように、脈絡なく。
「ママ。きのうなんで"かわいいかわいい(まとめ髪)"も、くちべにもしてなかったん?」と。
うーん、いったん納得してたのに、いつもと違うのがそんなに気になるものかしら。


母親の髪や口紅が朝と違う、そういうことから母親の浮気に気付いてしまう思春期の女の子・・・
子供の頃読んだ本に出てきたのを思い出しました。
赤川次郎だったかな、子供が主人公の連作短編集。
出てくる子供達は皆大人が思うより鋭くて賢い。男女の機微もわかってる。 >とくに女の子
そんな子供達の内面が不気味でミステリアスなお話でした。
子供ってだんだんそういう存在になっていくのかな。
我が子といえども他者には違いなく、内面は計り知れません。
一抹のさみしさと不安をおぼえつつ、女の子を授かった喜びも同時に。


やはり女の子のほうが自分の子供時代と重ね合わせてしまう部分が多いです。
顔が似ているせいもあるのかな、感じ方や器用さ・不器用さが自分に似ていて時には笑えるし、時には痛々しい。
男の子はなんだか未知な存在です。まだ小さいからかもしれないけれど。


 * * *


ショックと怒りで酷い頭痛。ひさしぶりにそんな夜。
でもうらやましいような、同じように振る舞ってみたい気持ちも少しだけ。どんな気分かな。