修理現場公開@知恩院


→写真@flickr


重要文化財知恩院集會堂の「文化財建造物保存修理現場の公開」に行ってきました。
修復中の現場を見学できる貴重な機会です。
事前申込不要・入場無料^^
待ち時間はほとんどなく、ゆったり見学することができました。


今回の見どころはおもに屋根の部分。
じつは母親の実家が屋根葺き工務店をしておりまして、屋根には馴染みがあるのです。
昨今瓦屋根の民家は激減、大変な時代です・・・


 * * *



京阪三条までバス、あとは徒歩にて20分程度。
思いのほか暑く、到着するまでにニットキャップを脱ぎ、ストールを外し。



ポスター。



ヘルメット着用で見学します。



ザ・現場。
なぜか米袋(紙製)がたくさん置いてあって、砂とか?入れてるみたいでした。



鉄の釘や瓦。
瓦はひとつひとつ顔が違います。
デフォルメされた線がどこかユーモラスな表情。
外に見えるのは国宝の御影堂。



[軒のおさまり]の模型。美しいです。



彫金の職人さん。
金かと思ったけど銅にめっきした素材だそうです。



文化財保護課の職員さん。
ご苦労様です!
おかげで良いもの見れました。


現場のあとは普通に拝観。



こう見えて、まだ紅葉は一部だけ。
見頃は2〜3週間後でしょうか。



寄り添うきのこ。


今日はマクロレンズ一本で来ました(^^;
途中で飽きて、お仲間さんにレンズを借りたり。
お仲間さんの愛機はNikon D50とD80
D70→D90と移った私とかなり似てます。



槇の木が好きです。
故郷和歌山のミカン畑といえば槇の生垣で、自宅近辺や通学路にもたくさんありました。
ミカンの木に次いでよく触れた木といえば槇ですね。
実が生れば祖母の為に摘んで帰ったりもしました。
今どきあの実を喜んで食べる人なんていないでしょうね・・・


槇は紅葉しませんが、落ち葉を受け止めて秋らしい姿になっていました^^



ひとすじ、陽射しに染まったような。



見つけた、夏のぬけがら。



鐘楼から、遠くに見つけた鳳凰。 >またまた借レンズ


鐘楼のわきから円山公園、八坂さんを抜け、祇園を歩いて帰途につきました。
ちらりと覗いた昼間の先斗町は嘘のように色気がなくて、まるでモノクロに見えました。 →夜はこんなの
でも昼と夜、どちらの顔も知ってこそ。


知恩院も今、夜間ライトアップをしています。
前に京都に住んでた時だから、5〜6年前に来たきりです。
今年はほかに行きたいところが多すぎて来れそうもありません。
でも花灯路には東山にまた来たいなあ。