銀閣寺。


昨夜はあまり寝ていないので今日こそ少し昼寝でも、と思いつつ家事を片づけているとランチのお誘いメールが♪
急に元気が出てくる私\(^▽^)/


待ち合わせたお店が定休日で急きょ近くお寿司屋さん?に。 >北白川[ともえ]
カウンターで刺身定食など。うふふ。
お魚もごはんも美味しくてかなりのボリューム!オススメです。


その後なんとなく白川通りを南に歩いて、気がつけば銀閣寺の近く。
見て行こうかな、どうしようかな・・・
なぜ迷うのかというと・・・初めてなのです。銀閣寺。


近いのに、世界遺産なのに、ずっと興味があったのに。
何度も前を通っているし、市営駐車場も利用してるのに。
「初」となるとね、なんとなく大事にしたくなったりなんかして・・・おにゃのこですから(*ノ▽ノ)キャ
長らく行きそびれていましたが、結局なんとなく経験してしまったのでしたw


 * * *


東山慈照寺世界遺産であり、2つの国宝を擁しています。
有名な”銀閣”こと[観音殿]と、[東求堂(とうぐどう)]。
まずは観音殿。



台形の盛砂は向月台(こうげつだい)、手前の砂場は銀沙灘(ぎんしゃだん)。
向月台は上賀茂神社の[立砂]と似ているけどこちらは1つで、円錐形の上部が平らになっています。 →参考

銀沙灘は月の光を反射させるためとか、向月台はこの上に坐って東山に昇
る月を待ったものだとかの俗説がありますが、これら二つの砂盛りも室町
時代まではとうてい溯り得ず、近世以後の発想ではないかと思われます。

   − HPより引用


ということですが、向月台を崩さず乗れるものかしらという素朴な疑問が(^^;


主役の銀閣、正直な第一印象は「思ってたより小さい」でした。
イメージより2回り小さかったです。
ごめんなさい。
でも眺めていると大きく見えてくるというか、その佇まいに引き込まれてしまう建物でした。


鹿苑寺舎利殿金閣)と西芳寺苔寺)の瑠璃殿を踏襲した建物]と前知識があったため金閣サイズと思っていたのかもしれません。
金閣は少し離れた位置からしか見られないので正確なサイズはわかりませんが。
西芳寺も拝観しましたが瑠璃殿って記憶にないのです。
拝観時のフォルダを検めても写ってる写真がどこにもない・・・有名な建物ならばそんなはずは。
非公開なのかしらと調べてみると、現存しないことが判明しました。残念です。
どうやら先の戦争(応仁の乱)で焼失したようです。


でもこんなものが見つかりました。 →復元図
たしかに銀閣にそっくりです。




本堂、東求堂と道は続きます。



この[東求堂]こそ慈照寺最古の建物であり、建立は[銀閣]の3年前ということです。
そのことから東山文化(茶・花・香)の原点とも称されます。
12/5まで特別公開中。
が、今回は通常拝観のみで内部は見ていません(^^ゞ
通常拝観でも本堂・東求堂の外観は見られましたし、縁側が開け放たれていて本堂の襖絵も見えました。
太っ腹!


境内の池。誰が始めたのかたくさんの硬貨が投げ込まれていました。



全員お揃いのよーじやの袋、修学旅行生かな。
年頃の娘さん達は何を願ってコインを投げるのでしょうね^^


順路に従って少しだけ山道を登ると[展望所]がありました。



展望所からの眺め。
背景の街並みが残念なような、これも現代の京都の姿と思えば風情がなくもないような。



山から下りて、ふたたび銀閣


修復中で1階はがらんどう。(見えるかな)
ご迷惑をおかけしますと書いてあるけど、中まで見れて得した気分。


銀閣や東求堂には紅葉がよく似合います。
長年の風雪に耐えた木造建築は樹齢を重ねた古木のような存在感。
生きている木と建材として使われている木、歴史的建造物においてはある意味建材の木のほうが長生きしていると言えるでしょう。


 * * *


多重露光なんかもやってみました。




2枚めとくにお気に入りなので大きめでスミマセンf(^▽^;
是非フルサイズでごらんください。 →flickr


他の写真も含めた、今日のsetは→こちら。


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なんだか今日の写真、いつもと違うと思った方。あなたは鋭い!
じつは借り物のD200を使用しました(^^ゞ


愛機D90の上位機種なので使いやすいし綺麗だし、かなり興奮(≧▽≦)
2時間ほど夢中で撮って1GBのカードがフルに。
しかも右手首が痛い・・・
こんなの何年ぶりだろう!


うーん、3ケタ台欲しくなっちゃう(^^;